勇者　　CV：有栖竜翔　

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町の人々に慕われ、時には救世主や神と崇められる存在ながらも、実は魔物を絶望的に殺すことで快感を得る正統派勇者を装うサイコパス。持ち前の剣技と罠を巧みに使う戦闘スタイルで魔物を恐怖に陥れる悪魔。

魔王の場所が分かっていても直接倒しに向かわないのは「一番の楽しみは最後にとっておく」主義のため。

実は、物心ついた時から両親がおらず孤児として暮らしていた。周りの誰も自分が生まれた頃の両親の行方を知らず他の子供たちにも虐められていた。そのため自分が恵まれていないのは人々から食糧や武器、道具を奪う魔物共のせいだと思うようになる。

やがて働ける歳になると日雇いの仕事をこなしつつ剣や薬学などの修行を積み、魔物退治の旅に出る。

だが魔物退治をする中で過去に自分が虐げられてきたことを思い出し、復讐するかのように次々と魔物たちを殺していく。やがてその復讐の炎は歪んだ人格を生み出し、勇者は闇へと堕ちていく。